ブログ

Blog

オプティマルヘルスへの重要な三本の柱の提言!

目次

オプティマルヘルスとは?

オプティマル(optimal)という言葉の意味が最高・最善そして最適なということからすると「オプティマルヘルス」とは各自がそれぞれの年齢においての「最高・最善もしくは最適な健康状態」だと考えられます。

日本の医療制度に保険制度があり、一般的には、体調を崩して医師に診察してもらい、病気の診断によって治療を施されるという考えが浸透しているので、「病気」と「健康」とする2つの状態に分けています。

ここで言うところの「健康」とは、医師の診察で病気の診断がされない状態、つまり、「病気ではない」としていますが、この「病気ではない」ということは「健康な状態」であるとは断言することができるものではないことがわかります。

未病について

「病気ではない」けれども必ずしも「健康な状態」とは言えない状態を「未病」の状態であるとするならば

未病とは、「発病には至らないものの健康な状態から離れつつある状態」を指していて、「自覚症状はないが検査では異常がある状態」と「自覚症状はあるが検査では異常がない状態」を合わせて日本未病学会では「未病」としています。

ごく最近の医療では、発病には至らないものの軽い症状がある状態を「未病」として、軽いうちに異常を見つけて病気を予防するという考え方に注目しているようです。

オプティマルヘルスという新しい「健康な状態」についての考え方

私たちはある日突然に病気になるのではなく、少しずつ少しずつ自覚症状のあるなしにかかわらずに、健康状態が低下していくことで病気になることがわかっていますし、また、加齢とともに低下傾向となっていく「健康レベル」を引き上げることは可能であり、かつ、それぞれの人が【その年齢での最高レベルの健康状態を保つことができる】とする考えこそが「オプティマルヘルス」という新しい「健康な状態」についての考え方になると思います。

したがって、以下のような「病気」と「健康」との間の「未病」においてのケアが重要なポイントになることは明らかとなります。

「病気の状態」→→→「未病の状態」→→→「健康の状態」

ただし、いくら効果的でピンポイントな「未病ケア」を施したとしても、二十歳の健康状態を八十歳において実現できるものではないことは明らかではありますが

年齢を積み重ねるごとに「健康レベル」が低下してしまう傾向にあった「健康レベル」を「未病ケア」によって引き上げることが可能であり、それぞれの各年齢においての最高レベルの健康状態そのものが「オプティマルヘルス」という新しい考え方となります。

つまり、「加齢とともに健康は損なわれるもの」ではなく、50歳には50歳の、60歳には60歳の、70歳には70歳の、80歳には80歳の、90歳には90歳の最良の健康状態があるということです。

オプティマルヘルスを実現する為の三本の柱

1.背骨を整え神経系の異常を改善し正常な働きに戻す
2.身体にあった推薦食品を食べて消化の働きを戻す
3.状況に即した智慧(思考力)を用いて正気な精神の働きを取り戻す

1よりは2が、2よりはかなり3の方が“意志の力”が必要となります。簡単ではありますがそれぞれに関して以下に説明を試みてみます。2は食べ物の消化力についてとなり、3は状況についての後々に引きずることがない思考力になるのですが、この思考力が幼稚だといつまでも消化することなくグズグズと根に持ってしまうことになり、精神の健康を損なうことになっています。

背骨を整え神経系の異常を改善し正常な働きに戻す

なぜ背骨を整えることが神経の伝導異常を改善できるのかについてはページ上で説明しておりますが

一般的に、多くの人たちは、加齢とともに背中が丸くなり、いかにもお爺さんお婆さんという様相となってしまうことは避けられないと思われておりますが、この現象は単なる運動不足から起因する筋肉量の減少により、骨格を支える役割の筋肉不足によって、いわゆる姿勢が悪くなってきているだけだと断言できます。不良姿勢によりさまざまな高齢者特有の症状が生じています。

これらの社会的な現象に医療的アプローチとして、骨格に構造異常が起きた結果から筋緊張や関節の可動性の低下が認められ、筋緊張によって、神経圧迫が生じた部位には、痛みや痺れなどが現れるということや

頚部痛、腰痛、四十肩(肩関節周囲炎)などの筋骨格疾患由来の痛みや痺れ、筋緊張が原因となる緊張性頭痛や顎関節の痛み(顎関節症)などは、骨格の構造異常が原因に関与する症状、そして、アトピー性皮膚炎特有の強い掻痒や神経過敏なども骨格の構造異常と関係があることに注目した骨格のアライメント異常を骨格整形理論に基づいて医療機器を用いた治療があります。

この骨格整形の考え方、基本となる理論とは、「正常な構造には正常な機能がある」とし、興味深いのは、「頭蓋骨や背骨、骨盤が正しい構造にあるならば、その中を走行する神経系統は本来持つ正しい働きをする」ということで、重力の世界で生きる私たちにとって、この「正常な構造」を維持することは大変難しいことであるのは、常に重たい頭(頭蓋骨)を支える必要があり、日常生活における歩き方や座り方、脚を組む癖、ちょっとした怪我や外傷など、構造異常が引き起こされる要因は、生活のいたる所にあるからというものです。

骨格整形の考え方と大きく異なるのは、骨格に構造異常が起きた、つまり、背骨に歪みが生じた時に神経圧迫が生じた部位に症状が発現するということもありますが、私たちは骨の歪みにより神経が牽引される、つまり、引っ張られることでも辛い症状をもたらす神経異常が起きるという考え方が大きな違いとなります。

もうひとつ、大きな違いは、正常な骨格構造を保つ為には筋力が必要であり、この筋力を骨格にまとう為には強い“意志の力”を使っての筋力トレーニングが必須であることです!

私たちのアプローチとしては、まず、それぞれの歪んだ背骨の関節を緩める運動をして、歪んだ骨を整えることで背骨から全身に走行する神経系統が本来の正しい働きを取り戻すことによって、神経異常に起因するしびれ、痛み、めまいなどの辛い症状を改善緩和していきます。そして一番大切なことは、正常な骨格構造を保つ為の筋力トレーニングをご指導させていただきます。

身体にあった推薦食品を食べて消化の働きを戻す

このことは、アーユルヴェーダの考えに基づいた施術経験や私自身の食事に対しての体験が大きく影響しています。

アビヤンガというオイルマッサージを初めての男性クライアントに施術した時、彼は長年患っている糖尿病を少しでも改善緩和できればとの要望だったのですが、皮膚癌にも苦しんでいたらしく三度のアビヤンガで癌が消失してしまったのです。

彼の担当医が突然と消え去った癌細胞に理解できず、細胞診でも見当たらなくなってしまったことでより狐にだまされた気分に陥ったようです。

その後に、アーユルヴェーダ関係者を通じて、当時、WHOのアーユルヴェーダ顧問医をされておられたビーマ・バット博士にこのことが耳に届き、本格的に、糖尿病を癒す為に触診し何を食べて何を食べてはいかないのか、そして、どのオイルでどのような時間と頻度でマッサージするのか、ヨーガ・セラピーとしてどのようなポーズをするのか、アーユルヴェーダで処方されるハーブも指示していただきました。

博士は、はっきりとそしてしっかりと糖尿病は治ると断言されましたが、三ヶ月後には本当にヘモグロビン値は健康者と同じ数値になっていたのです。

この脈診による診断は、アーユルヴェーダのドクターの中でも最も優秀なレベルでないと成果が現れないこと、そして、通常は、リゾート施設にて金銭にかなり余裕のある人たちが短くて数週間、長くて半年から数年かけて療養するとのことだったのです。

しかし、近年になって「不調の根本的体質的原因を調査する」先端テクノロジー装置である「メタトロン」という測定器によって、推薦食品と禁忌食品が何かをリストアップすることが可能となりました。

「メタトロン」とは、戦場や宇宙空間などの医師が居ない極限状況下で健康を管理するために開発され、約10分から30分で全身を波動測定できます。

なぜ推薦食品を積極的に食べて禁忌食品を食べないようにすることが「不調の根本的体質的原因」を改善することになるのかについて、アーユルヴェーダの考え方で説明してみます。

アーユルヴェーダとは、約5000年の歴史をもつインドの伝統的な医学で世界3大医学の1つと言われています。サンスクリット語のAyuh(生命・寿命)、Veda(科学・智慧)から実践的な生活健康法として現在もなお受け継がれてきています。

アーユルヴェーダは、別名「引き算の医学」とも言われていて、生活の中で心や体に過剰に増えてしまった不調や病気の原因となる未消化物(毒素)を取り除こうというもので、一番古くからあるデトックス法となります。

アーユルヴェーダでは未消化物である毒素のことを「アーマ」と呼び、この老廃物や未消化物とは、ドーシャのバランスが崩れると消化や代謝がうまく進まず、アーマが溜まりそのことが原因となり病気となると考えます。ちなみに、ドーシャのバランスを取り戻す為にアーユルヴェーダではパンチャカルマと呼ばれる5種類の解毒・浄化療法を実践し食事制限などの各種規則を厳守することとなります。また、アグニと言われる消化力を向上させる技法もここには含まれています。

ただし、消化しきれないものは食べ物だけではなく人間関係や自責の念(罪悪感)、過去の出来事やトラウマなどを燃焼し切れずにスッキリしないままに現在に引きずり、いつまでも心に残ってしまう感情(残存印象:サムスカーラ)も溜まることで心と身体に悪い影響を及ぼします。このことは次の「状況に即した智慧(思考力)を用いて正気な精神の働きを取り戻す」にて触れていきます。

つまり、私たち個人個人にとって、身体に合う食べ物と合わない食べ物があるとするならば、ドーシャのバランスという複雑な身体機能を除いて、単純に、身体に合う食べ物は消化し栄養を吸収し代謝することで未消化物となる毒素が蓄積することは避けられるということになります。

「メタトロン」測定器により推薦食品と禁忌食品が数多くリストアップされるので、初めての場合は、いきなりすべてを厳守して実践することはかなりの“意志の力”が必要となるので、いくつかできそうな食品をピックアップして数ヶ月ぐらい試してみて、体の変化を実感してから増やしていくのが妥当な線ではないかと思われます。

「メタトロン」は以下の「メタトロン・ホリステック」をご参考ください。

状況に即した智慧(思考力)を用いて正気な精神の働きを取り戻す

ここまで実践しようとする強者は、おそらく、極少人数だということは想像するのに難しくはないので、短く簡単に触れていきます。

先ほどの食べ物に対しての消化して吸収して代謝するというプロセスは、肉体の健康状態と同様に、精神状態を健全に保つ為にはとても重要なことであるのは、アーユルヴェーダとともに約5000年の歴史をもつインドの哲学大系となるヨーガの智慧によってすでに明らかにされています。

例えば、昔のプロ野球選手で野村克也さんという方が、バッターボックスに立つ選手に向かってつぶやくと、ホームランバッターだったり三割以上を打つスラッガーであっても、腰が砕けてぼてぼてのゴロだったり凡フライになったりしてしまうことからすると

野村克也さんは、野球というピッチャーが球を投げてその投げた球を野手のいないところまで打ち飛ばすという極単純な作業にバッターが集中できなくさせてしまっているのですが

これは別に魔法の言葉があると言うことではなく、普段の生活において、野球以外のことでモヤモヤしたことがあってスッキリとしないままに、いつまでも心に残ってしまう感情を野村克也さんは記憶の表面まで呼び起こさせたに過ぎません。

ヨーガの考え方では、何らかの出来事があって、その出来事に対して何らかの解釈をして、未消化な何らかの印象が心の中で残存印象(サムスカーラ)となり、その印象に引きずられたままに似たような出来事においてもその残存印象に支配されてしまう、つまり、この未消化な残存印象によってカルマと呼ばれるような不幸な出来事を繰り返すことで、健康的な思考能力が失われていき、状況に対しての正気な精神が働かなくなってしまいます。

健全な精神でいる為には、正気な精神の働きが必須であり、心の中に溜め込んだ未消化な思いや感情は、普段は心の奥底に潜在意識の奥に隠されてあっても、常に、その思いや感情を現在にそして未来の出来事に投影し続けることは、逆に、正気な精神の働きを損なうことになります。ですので、できるかぎり現在の状況を咀嚼して消化する健康的な思考力がとても大切になります。

この「状況に即した智慧(思考力)を用いて正気な精神の働きを取り戻す」ということは、ヨーガの哲学で古来より伝えられている教えを仮説として日々の生活で実践し検証するという作業は、食事云々に用いられる“意志の力”とは比べるのもおこがましいほどに強さが必須となるでしょう。

この作業は、文字通りに肉体が灰になるまで続けられ、できれば、三十代から始められることを強くオススメ致しますが、四十代から五十代から六十代から七十代からでも、強い“意志の力”を用いて継続していくならば、それなりの燃焼力という智慧の力、つまり、思考力が向上するので、正気な精神の働きを取り戻せることでしょう!

SHARE
シェアする

ブログ一覧

ページの先頭へ